「南房総市ふるさと納税中間業務委託」公募型プロポーザルについてお知らせいたします。
「公開対象文書及び公開基準」 が募集要項に詳細が記載されており、いままでのふるさと納税の要項には記載されていなかったのですが
とても参加者に丁寧だとおもいました。
著作権については、以下のとおり明確に記載されており、将来のリスクヘッジにつとめています。
受託者が作成した画像及び返礼品撮影会・事業者取材等で撮影した写真データ
等の著作権は、委託者が保有する。
楽天等の返礼品ページの権利関係はどちらにあるかも明示されるとより良いと思います。
南房総市ふるさと納税中間業務委託 仕様書
1 委託業務名
南房総市ふるさと納税中間業務
2 業務の目的
本業務は、南房総市ふるさと納税を推進するため本市が実施するふるさと納税業
務のうち、寄附金の募集に関する業務、データ管理等に関する業務等を委託し、効果
的な事業の実施を図ることを目的とする。
3 委託期間
令和5年9月1日から令和6年3月31日まで
※事業者選定日から令和5年8月31日までは業務開始に向けた準備期間とする。
4 業務の内容
受託者は、次に掲げる業務を履行するものとする。
(1)寄附金の募集に関する業務
①ポータルサイト管理業務
②返礼品等のページデザインに関する業務
③広報業務
④返礼品生産事業者の新規開拓及び事業者育成業務
⑤プロモーションに関する業務
(2)データ管理等に関する業務
⑥返礼品の管理に関する業務
⑦返礼品出荷依頼業務
⑧事業者からの問い合わせ対応
⑨各種分析に関する業務
⑩寄附者のデータ管理及び問合せに関する業務
⑪その他、南房総市ふるさと納税の推進に関する業務
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5 業務の詳細
(1)寄附金の募集に関する業務
①ポータルサイト管理業務
ア 受託者は委託者の指定する寄附受付ポータルサイト(ふるさとチョイス、楽天
ふるさと納税、ふるなび)の更新、修正等の管理運営を行うこと。
また、本市が新規に導入するポータルサイトの立ち上げを行うこと。
イ ポータルサイトでは、本市や返礼品の魅力発信に努め訴求力向上を図る取り
組みを行い、寄附の拡大に向けた取り組みを実施すること。
ウ 寄附者の利便性向上につながる取り組みを行うこと。
エ SEO(検索エンジン最適化)対策を行うこと。
オ ふるさと納税の市場におけるトレンドの把握のために、ポータルサイト業者、
システム提供事業者、その他ふるさと納税関連事業者との連携を行うこと。
②返礼品等のページデザインに関する業務
ア 返礼品のサムネイルや説明画像等に使用する返礼品写真等の管理に関する
こと。
イ 返礼品のサムネイルや説明画像等のデザインに関すること。市及び返礼品の
魅力や返礼品生産事業者が返礼品に込めた想いが寄附者に十分伝わるようペ
ージをデザインし、返礼品名称や返礼品説明について、既存の情報に対し必
要に応じて改良を加えること。
ウ 返礼品名や説明文等に自ら修正を加えるなどの工夫を行うこと。
エ 返礼品の写真について、必要に応じて返礼品生産事業者に適切な助言をす
ること。また、返礼品の撮影において、県立安房拓心高等学校写真部と連携し
ており必要に応じて撮影会を実施する場合があるが、それに参加できる体制を
つくること。
オ ポータルサイトの機能を活用した特集記事やクラウドファンディングページの作
成を行うこと。
③広報業務
ア 月1回以上は事業者への取材を行い、返礼品の魅力発信に努めること。
イ 月2回以上は寄附者へのメールマガジンの配信を行うこと。
ウ RPP(検索連動型広告)など、市が行う広告業務について、広告効果が最大
になるよう必要な対応を行うこと。
④返礼品生産事業者の新規開拓及び事業者育成業務
ア 国の定める「地場産品基準」等及び市が定める「南房総市魅力の郷づくり寄
附金お礼の品募集要項」に適合した返礼品や、返礼品生産事業者を随時開拓
するとともに、生産者・事業者と交渉し、商品選定や開発を行い、市に対して提
案すること。必要に応じて本市担当者と連携して実施すること。
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イ 既存商品の改善指導及び出口戦略に関すること。
ウ 生産事業者に対する新商品の提案に関すること。
エ 年1回以上は返礼品生産事業者向けの勉強会を開催すること。
⑤プロモーションに関する業務
ア 本市の魅力を広く発信し、認知度を向上させるとともに、寄附の使い道や返礼
品等の効果的なPRに努め、より多くの寄附者に訴求すること。
イ リピーターやファンの拡大に向け、効果的な手法の提案を行い、本市と協議の
うえ実施すること。
ウ 各種PRイベントや物販イベントへの協力を行うこと。
(2)データ管理等に関する業務
⑥返礼品の管理に関する業務
ア ポータルサイトへの返礼品登録、変更、削除について迅速に対応すること。
イ 返礼品在庫補充に関すること。
ウ 限定数量の返礼品について、各サイトの申込み動向に留意し適正に振り分け
ること。
⑦返礼品出荷依頼業務
ア 返礼品生産事業者へ返礼品の出荷依頼及び配送管理を行うこと。
イ 期間限定(季節限定)の返礼品について、発送の始期と終期を返礼品生産事
業者に確認し、寄附の受付及び出荷依頼を行うこと。
ウ 諸事情による再出荷依頼については、その都度依頼を行うこと。
エ 月1回以上は未発注データがないか確認を行うこと。
オ 定期便や配送時期を選べる返礼品等の場合は、配送時期が近付いたら適宜
事業者に連絡し、配送の遅延や漏れがないよう配慮すること。
カ インターネットを経由せず、本市に直接寄附申込があった場合等も含め、本市
から寄附金の入金を確認し、希望する返礼品の発送に関する連絡があった際に
は、指定された返礼品の発注等を行うこと。
キ 返礼品調達費及び配送料は、返礼品生産事業者の出荷実績に基づき、受託
者が返礼品生産事業者及び配送事業者へ支払うものとする。なお、本市への請
求にあたっては、毎月の実績を集計の上、返礼品生産事業者名、返礼品名称、
発送数量等の内訳が分かる明細を添付すること。
⑧事業者からの問い合わせ対応
ア 返礼品生産事業者からの各種問合せに適正に対応すること。即時判断が困難
な場合は、必要に応じて本市と協議し、適切に対応すること。
イ 緊急及び重要な問合せ案件の場合には、速やかに本市に報告し、本市と受託
者の協議の上対応すること。
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ウ 新たな返礼品の登録を希望する事業者からの問い合わせに対し、本市のお礼
の品募集要項や国の定める地場産品基準を参考に適切に対応すること。
⑨各種分析に関する業務
ア ポータルサイト別の寄附実績について、対前年比較による分析を定期的に行
い、業務改善に努めること。
イ 返礼品のアクセス数や転換率など分析を定期的に行い、業務改善に努めるこ
と。
ウ 本市が行う広告を含め、実施した広告ごとに効果検証を行い、業務改善に努
めること。
エ その他、業務の推進に関することについて分析を行い、業務改善に努めるこ
と。
⑩寄附者のデータ管理及び問合せに関する業務
ア 寄附者等からの問い合わせ(寄附の方法、返礼品、情報の変更、ワンストップ
特例制度、寄附のキャンセル、受領証明書再発行等)に対応するための体制を
整備し本市と情報を共有すること。
イ 問合せ等の内容及びその対応について随時記録し、本市が求めた場合はそ
の情報を共有すること。
ウ 返礼品に関する苦情について、速やかに状況の確認を行い、必要と認められ
る場合は、返礼品生産事業者や配送事業者に対して対策を求めるなど、苦情の
解消に向けた調整を行うとともに速やかに本市に報告すること。
エ 問合せ等対応への即時判断が難しい場合は、必要に応じて本市と協議し、適
切に対応すること。
⑪その他、南房総市ふるさと納税の推進に関する業務
ア 委託業務の実施にあたっては、各種法令等の内容を遵守すること。
イ 平成31年総務省告示第179号第2条第2項に基づき、寄附金の募集に要する
費用は返礼品調達費30%を含み各年度の寄附金額の50%を超えない範囲にお
いて、委託業務(提案する新たな取組を含む)が実施できるよう、本委託業務の
対象外の経費(ポータルサイト使用料、決済手数料等)等を本市と協議しながら
管理を行うこと。なお該当告示が改正等された場合においては、後継の制度によ
るものとする。
ウ 契約期間内に受けた寄附申出に対する返礼品の調達、発送、その他寄附者
への対応は、契約期間満了後も責任をもって行うこと。
6 業務の報告
委託者が必要と認める業務内容について、月報を作成し翌月10日までに委託者
に報告すること。月1回以上返礼品生産事業者の訪問や委託者との打ち合わせを
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行うこと。ただし、委託者が不要とした場合はこの限りでない。
7 必要事項の補充
本業務を実施するにあたり、本仕様書に明記されていない事項であっても、技術
上、当然と認められる事項については、受託者の責任において補充するものとす
る。
8 秘密の厳守
受託者は、本業務の履行中に知り得た秘密情報(委託者が秘密と指定する全ての
情報)及び秘密資料(秘密情報に関する資料)(以下、「秘密情報等」という。)に関
し、次に掲げる事項を遵守し適正に取り扱わなくてはならない。
(1)個人情報の保護に関する法律等の遵守
(2)目的外利用及び外部提供の禁止
受託者は、秘密情報等を自社内限りで、本業務の実行においてのみ使用できるも
のとする。秘密情報等は厳重に管理し、委託者における事前の書面による承諾な
しには、これらの秘密情報等の全部または一部を第三者に開示できない。
(3)複写及び複製の禁止
受託者は、秘密情報等を委託者の文書による承諾なしに複写及び複製してはな
らない。
(4)秘密情報等の保持
受託者は、秘密情報等を厳重に保持するために不在時は事務所及び保管場所
等を施錠し、また、万一の災害を想定して必要な予防措置を自ら講ずるものとす
る。
(5)秘密情報等の返却
受託者は、委託者から書面による秘密情報等の返却の要求があった場合には、
委託者が指定する日までに、該当する秘密情報等を全て返却しなければならな
い。また、秘密情報等を基に作成された全ての資料においては、委託者に引き渡
すか破棄することとし、その事実を証明する書面を提出することとする。
(6)運搬責任
秘密情報等の運搬は、委託者の指定した方法により受託者の責任で行うものとす
る。また、受託者は、運搬中における秘密情報等の紛失事故等がないよう必要な
対策を自ら講ずるものとする。
(7)事故報告義務等
受託者は、本業務の履行において取り扱う秘密情報等に関し、漏洩、紛失、改ざ
ん等の事故が発生したときは、必要な措置を講じるとともに、その状況を委託者に
報告し、その指示に従うものとする。
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(8)監査
受託者は、本業務の履行において取り扱う秘密情報等に関し、委託者及び第三
者による立ち入り監査と受けることとする。
9 セキュリティ
委託者は、本業務で取り扱う情報に対するセキュリティ管理を徹底しなければなら
ない。
10 著作権
受託者が作成した画像及び返礼品撮影会・事業者取材等で撮影した写真データ
等の著作権は、委託者が保有する。
11 その他
(1)業務履行に際して必要なパソコン端末、通信機器、資材、消耗品、印刷費、車両
その他必要なものは全て契約金額に含むものとする。
(2)本業務の全部または一部を第三者に請け負わせてはならない。
(3)本仕様書に定める事項について、疑義が生じた場合または本仕様書に定めのな
い事項については、委託者と受託者が協議の上定めるものとする。
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