北海道のふるさと納税自治体が、ふるさと納税の経費算定ルール変更に伴い、寄付額を引き上げたり内容量を減らしたりしている。北海道では特にホタテやイクラ、カニなどの水産物が人気で、寄付駆け込みが見られる。経費の算定対象が拡大し、経費率が5割を超えると制度から除外されるため、自治体は寄付額を上げて経費削減を図る動きが広まっている。一方で、一部の自治体では、ホタテなどの漁業業者を支援するために寄付額を据え置く動きも見られる。北海道の返礼品は海産物が人気で、送料の問題もあるため、効率的な配送が今後の課題となっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC271HN0X20C23A9000000/