記事紹介

2023.10.06

(佐賀新聞)ふるさと納税 まず寄付総額の抑制を

2022年度のふるさと納税は全国の自治体で1兆円以上の寄付総額と900万人以上の利用者を記録しました。しかし、制度は本来の「生まれ育ったふるさとに貢献」の目的からかけ離れ、実質的には「官製通販」として批判されています。返礼率の厳格化により、実質値上げの事例も増えています。

また、都市部住民が地方に寄付することで税収が移動する問題も浮上しており、公平性の観点から懸念されています。さらに、ふるさと納税を通じて収入を得る企業や仲介サイトも増加し、行政の税収が住民サービスの低下に影響を及ぼす可能性も指摘されています。

このような課題に対処し、ふるさと納税の公平性と透明性を高めるために、抜本的な改善策が求められています。高所得者向けに上限を設定するなどの議論も進行中です。

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1121980

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株式会社ふるさと納税総合研究所

当社はふるさと納税制度の独立系シンクタンクです。総務省、自治体、関係企業と連携しふるさと納税の価値
や有用性を発信しています。また、総務省様、自治体様、関連企業様への助言やコンサルティング業務を通じて
ふるさと納税の持続的で健全な発展を目指します。
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