函館市のふるさと納税寄付額は、前年同期比で2.9倍増の6.6億6,000万円に達し、駆け込み需要が増加した。市は市長の公約で4年間でふるさと納税収入10億円を目指しており、前倒しの寄付が増えたことから、年末の最需要期の寄付が不透明。年間寄付額は増加し、水産物や水産加工品、コンビニエンスストアの商品が人気。しかし、反動減も懸念され、11~12月に伸びるか不安視されている。市は新たな返礼品を増やし、PRを強化する計画で、中国の禁輸措置で影響を受けているホタテを採用。ルール厳格化に対応し、現状を維持し、最終的には10億円を目指す。