公募情報

2025.09.27

(決定)平生町ふるさと納税中間管理業務委託 プロポーザルの実施について

株式会社アースコーポレーションに決定しています。

審査結果

【記事URL】
https://www.town.hirao.lg.jp/soshiki/chiiki/sosei/furusato_tax/2956.html

【要約】
1 目的・業務概要
* 「平生町ふるさと納税中間管理業務委託」に係る受託者をプロポーザル方式で選定。
* 業務内容は仕様書に基づき、中間管理(寄附受付、返礼品手配、寄附者対応、ポータル運営等)を実施。
2 契約期間・開始時期
* 契約締結日~令和8年3月31日。
* 運用開始は令和7年11月1日予定、それまでの準備期間は委託料なし。
3 委託料
* 対象寄附金額に対する料率(%、税別)での単価契約。
* 返礼品調達・配送費は別途実費精算。
4 スケジュール(主要日程)
* 募集公告:令和7年8月8日
* 参加表明書提出:8月8日~8月20日
* 企画提案書提出:8月22日~9月3日
* プレゼン:9月16日~19日のいずれか
* 結果通知:9月25日
5 参加資格(抜粋)
* 法人格を有し、平生町入札資格登録があること(同時提出可)。
* 中国地方で類似業務の年間一括受託実績あり(過去3年以内)。
* 担当課・事業者への直接訪問が可能で、毎月のレポート提出ができること。
* 暴排条例遵守、税の滞納なし等の一般的条件。
6 審査方法
* 書類・プレゼンによる総合評価。
* 参加5者以上の場合は事前審査で上位4者程度に絞る。
* 評価配点(計60点):業務経歴(10)、スケジュール・体制(10)、寄附者増加施策(20)、提案価格(20)。
7 過去実績(寄附件数・金額)
* R4:1,609件/約2,292万円
* R5:1,263件/約1,807万円
* R6:997件/約2,563万円

【コメント】
* 業務要件の地域縛りが強い
 「中国地方での類似業務一括受託実績(過去3年)」が必須条件となっており、全国展開している事業者でも該当地域での実績がなければ参加できません。これは事務効率や訪問可能性を考慮した条件設定と考えられますが、参加企業の裾野は狭まります。
* 準備期間の無償対応
 運用開始までの引継ぎ・システム準備は無償で行う必要があり、この期間の負担は提案価格に織り込みが必要です。特にシステム改修や返礼品登録の初期対応が多い場合、実務負荷が高まります。
* 評価配点の傾向
 寄附者増加につながる施策と価格が各20点と配点が高く、実績や体制よりも“集客力+価格競争力”が重視されています。単なる事務代行ではなく、積極的な販売促進提案が求められます。
* 寄附額の変動
 件数は減少傾向ですが、金額はR6年度に増加しており、高額返礼品や単価の高い寄附が増えている可能性があります。この動向に合わせた商品開発やターゲット戦略の提案が有効でしょう。
* 提案の自由度
 仕様書に沿う必要はありますが、ポータルサイトの魅力度向上や返礼品開発など、プロモーション領域での裁量が大きく、他自治体での成功事例を活かしやすい案件です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ふるさと納税制度に関する情報共有にご協力いただけますと幸いです。

近年、ふるさと納税制度における法令違反が相次いでおり、自治体が指定取消となる事例が増加しています。
私たちは、こうした事態を未然に把握し、自治体が指定取消に至るリスクを低減したいと考えております。

以下のフォームにて、無記名で情報をご提供いただけます。

https://forms.gle/sMFG6kd5vbff8zuZ7

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
株式会社ふるさと納税総合研究所

当社はふるさと納税制度のシンクタンクです。総務省、自治体、関係企業と連携しふるさと納税の価値
や有用性を発信しています。また、総務省様、自治体様、関連企業様への助言やコンサルティング業務
を通じてふるさと納税の持続的で健全な発展を目指します。

業務や取材をご依頼の方はお問い合わせフォームからお願いいたします。
https://fstx-ri.co.jp/contact

代表取締役社長 西田 匡志 (中小企業診断士)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  • URLをコピー