【URL】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000208.000098805.html
【要約】
1 調査概要
(1)調査主体:ふるさと納税入門者向けサイト「はじめてのふるさと納税」
(2)対象:全国の20代~70代以上の男女1,009名
(3)期間:2025年7月16日~7月30日
2 主な結果
(1)返礼品への満足度
① 「とても満足している」21.5%、「大体満足している」75.5%で合計97%が満足。
② 「あまり満足していない」は2.8%にとどまり、不満はごく少数。
(2)寄附先選びの基準
① 「返礼品の内容・魅力」85.0%が最重要。
② 「還元率・コスパ」44.6%と高い割合。
③ 一方で「応援したい自治体」27.6%、「寄附金の使い道」27.5%、「地元・ゆかり」23.2%と、制度本来の意義に基づく選択も一定数存在。
3 編集部の見解
・返礼品の満足度が非常に高く、制度の利用を支える中心的要素であることが示された。
・寄附行動は実利重視の傾向が強いが、地域支援や寄附金の使途に共感する層も約3割存在し、制度が「お得な消費」と「応援消費」の二面性を持つことを示唆している。
【コメント】 今回の調査結果は、ふるさと納税が利用者にとって「高い満足感をもたらす制度」として定着していることを示しています。特に97%という満足度は、返礼品を提供する事業者の努力と、自治体が品質向上に取り組んできた成果の表れといえます。 一方で、寄附動機の大部分は返礼品に集中しており、自治体側は「返礼品競争」に偏りすぎないよう、寄附金の活用方法や地域のストーリーを積極的に発信する必要があります。制度の持続性を高めるためには、利用者が「応援したい」と思える自治体の魅力を磨き、返礼品と地域性を結びつけた情報提供を行うことが重要です。
【アンケート発信会社の評価コメント】 このような大規模な利用者アンケートを継続的に発信している「はじめてのふるさと納税」や運営に関わるグルーヴ株式会社・株式会社ローカルの取り組みは高く評価できます。利用者の声を数値化し、制度運用に関する客観的なデータを提供することで、自治体や事業者が改善点を把握できる貴重な指標となっています。制度に携わる関係者にとって有用な情報基盤を整える役割を果たしており、こうした調査発信はふるさと納税制度の健全な発展に大きく貢献しているといえるでしょう。
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